Concept
コンセプト
「SwimS.U.T」の「S.U.T」とは、「Sence(感覚)・Update(更新)・Think(思考)」の頭文字。
泳ぎのことをよく考え、体幹を使う感覚や水を捉える感触を意識することで、泳ぎや体の感覚を更新(向上)させていきます。
競泳
「体幹を使って泳ぐ」
がむしゃらに手先、足先で泳いでいても速くはならない!
推進力を増やす2つのこと
- 水の抵抗を減らす(姿勢の維持など)
- 腕や脚部分への水の抵抗を増やす(手や足で水を捉えた状態の維持)
「泳ぐ」動作は、抵抗の少ない姿勢を維持し、同じストロークやキック動作を反復して推進力を生みだします。そのため1回1回のストロークやキックで「どのくらい進めるのか」、「加速が生み出せるのか」が重要です。腕や脚は水を捉える部分、水を捉えた状態を維持し体幹部で腕や脚を動かせるようにします。
ストローク動作の分解(キャッチ、プル、プッシュ、リリース、リカバリー、エントリー)とキック動作の分解(アップキック、ダウンキック)をして、各動作の連動と水を捉えた状態の維持の仕方、体幹部の動かし方と固め方の練習を行います。 1ストローク、1キックの精度高めながら、素早く反復させていくことができるようにすることが大切です。さらには、進む方向に重心をかけることなどでレベルの高い姿勢維持もできるようにします。
個人レッスンを行っているその場で、体を動かす感覚や水の感触が良くなることは当たり前。重要なことは、個人レッスン以外の場(普段のスイミングの練習時や自主練習時)で、いかにその感覚や感触を維持して練習できるように成長させてあげられるか。 受講者自ら日々の練習で頑張る点を考え、練習の質や効果を高め、泳ぎ(動き)の向上ができるように成長できるサポートをします。
そのため、特に重要だと位置付けているのは「Think(思考)」。一方的に物事を教える一方通行のTeaching(ティーチング)だけでは、自らの頭で「考える」というプロセスがほぼ無いため、教えられた内容を忘れてしまうのことも早い。双方向のCoaching(コーチング)では、常に問いを投げかけ一度自らの頭で「考える」というプロセスを通し内容を定着させ、個人レッスン時以外の場でも「思考」する習慣を身につけてもらいたいです。
Teaching(ティーチング)で知らないを知っている、できないをできるへ。Coaching(コーチング)で感覚や感触の気づきを引きだし成長を促す。
記録(時間)は意識しても影響を与えられないので、意識して影響が与えられる点(自分に足りないことを考えること、水の捉えている感触、体の動かし方など)を成長させてあげたいなと思います。
一般水泳
「頑張らずに泳ぐ」
疲れたら休憩してサボりながら泳いでも良いじゃないか!
Swim S.U.Tの考える「泳ぐの定義」
水にリラックスして浮き、自らの手足を使い水中を移動し、苦しくならない息継ぎができる
10年以上個人レッスンを行ってきて、ほとんどはお子さんの保護者の方からのお問い合わせです。
「泳げるようになりたい」という要望の背景には、「水を怖がっている」、「スイミングでなかなか進級できない」、「学校で泳げない子が少なくなっている」というコンプレッスンを抱えている点が共通点でした。
お子さん本人は「練習しても進級テストで合格できないからつまらない」、「何か月も同じ練習をずっとしていてつまらない」、「泳ぐのは苦しいから嫌だ」、「友達に泳げないことを知られるのが嫌だ」などプール自体が嫌だという子はほとんどいませんでした。
「つまらない」、「嫌だ」という後ろ向きな感情を、少しでも「楽しいかも」、「やってみようかな」と前向きなものにするべく、クロールや平泳ぎという「泳ぎ方」にいきなりはめる練習はしません。その代わり「たった3つのこと」を重点的におこない「泳ぐの定義」を実行します。
※目的の進級などにもきちんと対応します
「泳ぐの定義」を実行するためのたった3つのこと
- うつ伏せで浮く
- 仰向けで浮く
- うつ伏せから仰向けへひっくりかえる
- 「泳ぐの定義」を実行しながら、「泳ぎ方」へ洗練させていきます。
- スイミングスクールで一般的な「ビート板」や「ヘルパー(腕や腰につける浮き具)」という道具はほぼ使用しません。